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タイやベトナムなど東南アジア路線が安い中国南方航空。中国を代表するフルキャリアの航空会社なので、もちろん機内食や座席指定、荷物も無料で預けられrますが、それでいて料金はLCC並み。
今回は、そんな中国南方航空を利用してベトナム・ハノイに行ってきたので、実際乗ってみてどうだったのか?安いけどやばいって評判は本当なのか?レポートしたいと思います。
中国南方航空について
中国南方航空(China Southern Airlines、略称:CZ)は、中国広東省広州市を本拠地とする中国最大規模の航空会社です。1988年に設立され、中国国内外を網羅する充実した路線網と高い輸送実績を誇ります。保有機材数や旅客数ではアジア有数、世界でも上位にランクインする航空会社として知られています。
同社はかつてスカイチーム(SkyTeam)に加盟していましたが、2019年に脱退し、現在は独自の提携体制を築いています。特にアメリカン航空などとのコードシェアにより、北米方面へのアクセスも強化されています。
主なハブ空港は、広州白雲国際空港と北京大興国際空港。国内線はもちろん、アジア各都市やヨーロッパ、アメリカ、オセアニアまで多数の国際線を運航しています。日本路線も充実しており、東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡などから中国各地へ便利にアクセス可能です。
一定の要件を満たす乗り継ぎ旅程の乗客には、無料の乗り継ぎホテル宿泊サービスも提供しています。
中国南方航空の機内・サービス
座席について
中国南方航空の座席は基本こんな感じです。画面スクリーンはなし。今回は短中距離路線ということでエアバス321neoの機材だったと思いますが、路線によっては、大型機のエアバス330やボーイング787などの就航もあるので、こういったフライトであれば、座席にスクリーンだったり、エンターテイメントもあるかと思います。
機内食はどう?
中国南方航空の機内食はこんな感じです。こちらは中国国内線仕様。
そして、中国・深圳からベトナム・ハノイの路線ではこんな感じの機内食でした。どちらも似たり寄ったりな感じでしたね。味は見かけ通りという感じ。食べれるかなっていうレベル。
サービスはどう?
中国南方航空のサービスについてですが、短中距離路線ということで、機内食が提供されて、他の航空会社と同じようなサービス内容だったかと思います。可もなく不可もなくといった感じ。
ただ、LCCではないので、ちゃんと機内食はありますし、座席指定も可能です。荷物ももちろん無料で預けられますよ。出発、到着時間も遅れなく、その点では安心感がありましたね。
サービスはベーシックなものですが、それでも安ければ問題ないのではないでしょうか。
広州や深圳などの空港で無料トランジットホテルの提供あり
中国南方航空の無料トランジットホテル利用条件について
トランジット時間
国際線から国際線、もしくは国際線から国内線などの乗り継ぎで、乗り継ぎ時間が6時間以上、かつ翌日に出発する便(=1泊必要な乗り継ぎ)の場合。
適用対象の航空券
中国南方航空の乗り継ぎ旅程の航空券で、複数の区間が同一の予約記録(同一の航空券)に記載され、且つフライトを予約済みであること(即ち、乗り継ぎ前後の区間の航空券を別々にご購入いただいたお客様や、日付や便が未指定状態の航空券をお持ちのお客様は、当サービスをご利用いただけません)。
マイレージ交換による乗り継ぎ旅程の無料特典航空券は普通航空券とみなされ、宿泊サービスは旅客カテゴリーおよびクラス基準に基づき提供されます。
深圳で中国南方航空の無料トランジットホテルに宿泊
私のフライトは深圳経由のハノイ行きで、深圳で1泊するスケジュールのフライトだったので、深圳国際空港で実際にトランジットホテルの手配をしました。
中国南方航空のトランジットホテル手配は、出発ロビー(4階)のAのところにある中国南方航空のカウンター。ここでトランジットホテルをお願いすることができました。その後15分程度待ったあと、送迎シャトルバスに乗り込みトランジットホテルへ。
到着したトランジットホテルはこちらの「机场大酒店」。無料のトランジットホテルということであまり期待してなかったですが、これなら思ったよりちゃんとしてそうな感じです。
深圳に到着後、トランジットホテルの手配をしましたが、無事にホテルにチェックインすることができました。ちなみに、相部屋で利用する際は無料。1人部屋希望の場合は別途126元かかります。
私は、知らない人と一緒に一晩過ごすのも落ち着かないので、一人部屋を選択。客室はこんな感じのダブルベットルームです。お部屋の設備的にはトランジットホテルなので、これぐらいで十分でしたが、タバコの匂いが結構したのが気になりました…。
それでも、トランジットホテルに泊まって、深圳の街も楽しめるなら結構アリかなと思います。
ホテルから空港へは以下のようなスケジュールで送迎シャトルバスが運行されていました。
4:30-10:30(30分間隔で運行)
10:30-22:30(1時間間隔で運行)
なお、送迎シャトルバスは事前予約が必要です。私は、チェックインの際に翌日のシャトルバスを予約しておきました。
こんな感じで、私がとった片道の格安チケットでも条件に合えばトランジットホテルに泊まることができました。なお、詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
【関連記事】
深圳で中国南方航空の無料トランジットホテルに宿泊してみた
乗り継ぎの際はプライオリティパスの空港ラウンジで快適に過ごす
中国南方航空を利用して、タイやベトナムなど東南アジアに行く場合、ハブとなる広州や深圳を経由して行くことになるかと思います。その際、乗り継ぎがあって、空港での待ち時間も長くなったりしますね。
そんな際は「プライオリティパス」を利用するのがおすすめです。プライオリティパスがあれば、世界約1,700箇所以上の空港ラウンジやレストランを無料で利用することができます。
今回は、深圳国際空港の乗り継ぎで利用しましたが、乗り継ぎ便だと空港での待ち時間が長めなので、空港ラウンジが使えると大変助かります。
食事やドリンクはもちろん、シャワーを浴びることもできますし、場所によってはマッサージを受けれる空港もありますよ。私は深圳の空港ラウンジで朝ごはんがわりに「牛肉面」をいただきました。
その後、出発までの時間、こちらのラウンジで飲み物を飲みながら、快適な時間を過ごしていました。
ちなみに私は今回の旅行で、乗り継ぎ便などで空港を結構利用する予定があったので、あらかじめプライオリティパスが発行可能なクレジットカードを事前に作っておきました。空港利用が多い方は、プライオリティパスを作っておくと何かと便利かと思いますよ。
詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
無事にベトナム・ハノイに到着
中国・深圳から約2時間のフライトでベトナム・ハノイに無事到着。これぐらいのフライト時間ならエンターテイメントがなくてもいいかな。その分、安かったら問題なし。時間も定刻通りの運行で、さすがはLCCじゃないちゃんとした航空会社でした。
中国南方航空のマイルについて
今回搭乗した中国南方航空のマイルは、デルタ航空のスカイマイルに加算できました。ただ、調べてみたところ、中国南方航空は2025年8月10日から、デルタ航空パートナーから脱退するみたいですね。よって、2025年8月10以降は、スカイマイルで加算することはできなくなります。残念…。
なお、中国南方航空のマイレージプログラムは「南航明珠クラブ(Sky Pearl Club)」で、搭乗や提携サービスの利用によりマイルを貯めることができ、特典航空券や座席アップグレードなどに利用できます。
さいごに
ここまで、中国南方航空の搭乗レポートなどまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
わたし個人的には、乗り継ぎを利用して、目的地の国プラス中国といった感じで、2つの国を楽しめるのは結構いいなと思いました。時間がある方は、こういった旅行もいいですよ。中国南方航空はチケットも安いので、試してみる価値はあるかと思います。
なお、トランジットホテルは、無事に自分で手配できるか心配、タバコの匂いが気になるといった方は、空港周辺のホテルに1泊してみるのもいいかもしれませんね。
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