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格安で東南アジアに行くことはできる中国南方航空を利用して、ベトナム・ハノイへ。途中、中国の深圳で一泊するスケジュールのフライトを予約しました。
なんと、中国南方航空では格安チケットでも無料トランジットホテルを利用できるとのことだったので、実際にレポートしたいと思います。
私のフライトは、深圳に夕方着、翌日11:40の便でベトナム・ハノイに向かいます。チケットは片道で2万円しなかったと思います。そんな格安の片道チケットでも無料のトランジットホテルが利用できるか、現地に着くまでよくわからないままとりあえず行ってみました。
中国南方航空の無料トランジットホテル利用条件について
トランジット時間
国際線から国際線、もしくは国際線から国内線などの乗り継ぎで、乗り継ぎ時間が6時間以上、かつ翌日に出発する便(=1泊必要な乗り継ぎ)の場合。
適用対象の航空券
中国南方航空の乗り継ぎ旅程の航空券で、複数の区間が同一の予約記録(同一の航空券)に記載され、且つフライトを予約済みであること(即ち、乗り継ぎ前後の区間の航空券を別々にご購入いただいたお客様や、日付や便が未指定状態の航空券をお持ちのお客様は、当サービスをご利用いただけません)。
マイレージ交換による乗り継ぎ旅程の無料特典航空券は普通航空券とみなされ、宿泊サービスは旅客カテゴリーおよびクラス基準に基づき提供されます。
クラス別のサービス基準
ホテルランクについては、以下のような感じになります。
- A:4つ星以上のホテル、またはctrip評価が4ダイヤモンドまたは高級タイプ以上のホテル
- B:4つ星ホテルまたはCtrip評価が4ダイヤモンドのホテル
- C:3つ星以上のホテル、またはCtrip評価が2ダイヤモンドまたはコンフォートタイプ以上のホテル
深圳国際空港に着いてからトランジットホテルを手配してもらう
中国南方航空の公式サイトを見てみると。乗り継ぎ無料ホテル宿泊サービスのオンライン予約サービス(中国語および英語のみ)は、広州および瀋陽にて乗り継ぎの方のみとなっていたので、深圳国際空港に着いてからトランジットホテルの手配をしました。
入国審査後、預け荷物を受け取り、いざトランジットホテルを手配できるカウンターを探すことに。あまりトランジットホテルの利用客が少ないのか、わかりやすく表示はなく、空港の人に聞きながら、ちょっと彷徨いましたが到着。
中国南方航空のトランジットホテル手配は、出発ロビー(4階)のAのところが中国南方航空のエリアになっていて、ここでトランジットホテルを訪ねてみると、手配するからそれまで待ってねと言われました。
それから、15分ぐらい待った後、他のトランジットホテル利用者とともにシャトルバスの方向へ歩いて行きました。
深圳国際空港からトランジットホテルへ
ここまで、飛行機のチケットをチェックされることもなく、とりあえずシャトルバスに乗り込みます。あまり情報がないまま、バスに乗ったので、本当にトランジットホテルに泊まれるのか?どこのどんなホテルなのか?期待と不安でちょっとドキドキ。
そうもしているうちに、空港からシャトルバスで15分ぐらいでホテルに到着しました。
中国南方航空の無料トランジットホテルに宿泊
中国南方航空のトランジットホテルはこちらの「机场大酒店」。トランジットホテルということであまり期待してなかったですが、思っていたよりちゃんとしているかも。
チェックイン
こちらのロビーカウンターでチェックインの手続きをします。ここで初めて、乗ってきた中国南方航空のチケットと、翌日のフライトをチェックされました。そして、無事にチェックイン完了。
なお、相部屋の場合は無料。一人部屋を希望する場合は、追加で126元が掛かります。私は知らない人と相部屋はちょっと厳しいなと思い、追加料金を払い、一人部屋にしてもらいました。
お部屋はこんな感じ
ダブルベットのお部屋になります。トランジットホテルなのでこれぐらいの設備で問題はなかったです。
ただ、客室はタバコの匂いが結構しました。あまりにタバコの匂いがしたので、ロビーに行って、タバコの匂いがないお部屋に変えてもらいましたが、それでもちょっとタバコの残っていました。客室は禁煙となっているのにね…。
せっかくなのでホテル周辺を散歩
ホテルから深圳の中心部に行くにはちょっと離れているということで、ホテル周辺を散歩することに。
ホテルから歩いて5分ぐらいのところに夜市、小吃街みたいな感じのところがあって、ローカルを味わうことができます。
空港近くということであまり何もないかなとあまり期待していなかったのですが、それなりに楽しむことができました。
ここでは、屋台で10元のチャーハンを食べたり、美容院では、シャンプー&マッサージのコース50分37元。それぞれとてもよかったです。深圳に行った際は、ぜひチャレンジしてみてください。
翌日はホテルの朝食後、送迎バスで深圳国際空港へ
ホテルの朝食
机场大酒店の朝食会場はこちらになります。朝食の提供時間は6:00〜9:00。
朝食会場の雰囲気はこんな感じ。朝食の内容は正直あまり食べたいものがなかったので、バナナと飲み物だけ頂いて、あとは空港のラウンジでブランチをすることにしました。
ホテルをチェックアウトして送迎シャトルバスで深圳国際空港へ
ホテルから空港へは以下のようなスケジュールで送迎シャトルバスが運行されていました。
4:30-10:30(30分間隔で運行)
10:30-22:30(1時間間隔で運行)
なお、送迎シャトルバスは事前予約が必要です。私は、チェックインの際に翌日のシャトルバスを予約しておきました。
こんな感じで深圳のトランジットホテル滞在でしたが、トータルで考えるとなかなかありかなと思いました。一人部屋を手配してもらったので126元が追加でかかりましたが、それで深圳のローカルな雰囲気を味わうことができ、楽しかったです。深圳にもう1泊したいぐらいでした。
深圳国際空港に到着後は空港ラウンジでゆっくり過ごす
深圳国際空港へは3時間弱ぐらい前に到着。カウンターでチェックインを済ませてから、早速、空港ラウンジへ向かいます。
わたしが持っている「プライオリティ・パス」で利用できるラウンジはこちら。深圳国際空港の国内線だと他のラウンジも利用できるみたいでしたが、国際線はここのラウンジのみ利用可能となっていました。
ホテルの朝食はほとんど食べてなかったので、お腹もちょっと空いてきました。ということで、「牛肉面」をいただきました。
その後、出発までの待ち時間こちらのラウンジで、飲み物を飲みながら、ゆっくりと過ごしていました。やっぱり、ラウンジは快適ですね。
乗り継ぎ・トランジットの際に「プライオリティパス」があると便利
空港での待ち時間って退屈ですよね。特に乗り継ぎで結構な待ち時間があったりすると余計にね。
そんな際は「プライオリティパス」を利用するのがおすすめです。プライオリティパスがあれば、世界約1,700箇所以上の空港ラウンジやレストランを無料で利用することができます。
今回は、深圳国際空港の乗り継ぎで利用しましたが、乗り継ぎ便だと空港での待ち時間が長めなので、空港ラウンジが使えると大変助かります。
食事やドリンクはもちろん、シャワーを浴びることもできますし、場所によってはマッサージを受けれる空港もありますよ。
私は今回の旅行に合わせて、プライオリティパスが発行可能なクレジットカードを事前に作っておきました。空港利用が多い方は、プライオリティパスを作っておくと何かと便利かと思いますよ。
詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
さいごに
ここまで、中国南方航空の無料トランジットホテルの情報などについて体験談をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
こんな格安チケットで深圳もトランジットで1泊できて、深圳のローカルな雰囲気も楽しむことができ、結構よかったです。
たた、ホテルのタバコの匂いは気になるので、もうちょっとちゃんとしたホテルに泊まりたいという方は、こちらのホテルをチェックしてみてください。