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香港に行く予定で旅行の計画を立てているのだけど、お隣のマカオも気になるなあ。香港とマカオ、旅行するならどっちが楽しいかな?
そんな風に考えている方がこのページを見られているのではないでしょうか。そこで、香港とマカオにどちらも何回も行ったことがあるわたしが、このテーマについて話していきたいと思います。
なお、香港とマカオ、どちらの旅行の方が楽しいかは、あなたの興味や旅行スタイルによって違ってきます。まずはそれぞれの特徴を比較してみたいと思います。
基本情報で比較|香港とマカオの違い
香港とマカオは、どちらも「中国の特別行政区(SAR)」として高い自治権を持ち、通貨・法律・入国制度などが本土と異なる独自の仕組みを維持しています。同じ「中国の一部」ではありますが、異なる文化と雰囲気を持つ都市となっています。
| 都市 | 香港 | マカオ |
|---|---|---|
| 面積 | 約1,100㎢ | 約33㎢(香港の約1/30) |
| 人口 | 約750万人 | 約68万人 |
| 通貨 | 香港ドル(HKD) | パタカ(MOP) ※香港ドルも使用可 |
| 物価 | 東京とほぼ同じ〜高め | 香港より安め |
都市の成り立ちと特徴
香港
- 1842年~1997年までイギリスの植民地だったため、西洋文化と中国文化が融合。
- 現在も「一国二制度」により、中国本土とは別の法制度・通貨を採用。
- 世界有数の金融都市で、商業・観光・物流のハブ。
- 高層ビル群とビクトリア湾の夜景は「100万ドルの夜景」と称される。
マカオ
- 1557年~1999年までポルトガル統治下にあり、ヨーロッパ風の街並みが色濃く残る。
- 世界遺産「マカオ歴史市街地区」は観光の中心。
- 一方で、世界最大級のカジノ都市としても知られる。
- 近年はファミリーやリゾート目的の旅行者も。
香港の楽しめるポイントについて
多様な観光スポットがある

香港には「100万ドルの夜景」と称されるヴィクトリアピークから夜景や、たくさんのネオン看板が張り出されており、夜になると香港の街並みをカラフルに彩る「ネイザンロード」、九龍半島と香港島を隔てる「ビクトリア・ハーバー」、おしゃれで洗練された雰囲気の「中環(セントラル)」など、観光で楽しめるスポットがいっぱいあります。
香港では洗練されたエリアから下町エリアまであるので楽しみ方も多彩。自分の興味に合わせていろいろ香港を探検してみては。
ショッピングやグルメを楽しめる

香港は「買い物天国」としても知られています。巨大なショッピングモールから、お洒落なデザイン雑貨、プチプラファッションやマニアックなグッズが揃うショッピングモールまで、日本では手に入らないアイテムもあったりするので、ショッピング派の人も思いっきり楽しめそうですね。
また、香港の食文化も魅力の一つ。庶民的な飲茶やミシュラン星付きのレストランまで、幅広い選択肢があるのも嬉しいポイントですね。夜には尖沙咀や中環などで活気あるナイトライフが楽しめます。
香港ディズニーランドもありテーマパークでも楽しめる

香港国際空港と市内の中間に位置するランタオ島には、香港ディズニーランドもありテーマパークでも楽しめます。
香港ならではの「ミスティック・ポイント」や「グリズリー・ガルチ」等、みどころがいっぱい。日本未上陸のアトラクションはもちろん、キャラクターとの出会いも充実しているのも香港ディズニーランドの魅力です。
なお、香港ディズニーランドは香港の中心部からは少し離れたところにあり、地下鉄(MTR)で1時間ぐらい掛かるので、ディズニーで一日思いっきり遊びたいという方は、香港ディズニー周辺でホテルを取っておくのもいいかもしれませんね。
マカオの楽しめるポイントについて
マカオと言えば「カジノ」

マカオといえばまず思い浮かぶのが「カジノ」ですね。マカオには大型IR(統合型リゾート施設)をはじめとして、数多くのカジノ場があり、マカオのシンボル的存在となっています。
せっかくマカオに来たからには、ちょっとはカジノにも行ってみて、気分だけでもディーラーと火花を散らすような手に汗握るギャンブルに挑戦してみたい。そんな方もいるのではないでしょうか。
カジノでは、普段では味わえないドキドキ感を味わうことができます。ちなみにわたしがよくやっていたのが「大小」というゲーム。このゲームはサイコロが3つあって「大」か「小」を選ぶゲーム。複雑なルールもなく、簡単だったのでよく遊んでいました。
そのほかカジノには、ルーレットやブラックジャック、バカラなどいろんなゲームがあります。ただ、素人がやると大体最後はディーラーに持っていかれる可能性の方が高いかと思います。初めからカジノ予算は決めといて、最悪、娯楽代としてなくなっていい分だけを賭けるぐらいにしておくことをおすすめします。
世界遺産など観光スポットもあり

マカオはカジノで有名ですが、世界遺産など観光スポットもあり、街歩きも楽しめます。
22の建築物と8の広場からなる世界遺産「マカオ歴史地区」には、セナド広場や聖ポール天主堂跡など、東西の文化が融合した独特な街並みが残り、異国情緒を堪能できます。
香港とは程近い位置にありますが、マカオは昔ポルトガル領だった歴史があり、また違った雰囲気を味わうことができますよ。
リゾート気分を味わえるホテルなど豪華なホテルもたくさん

マカオは、カジノを中心とした旅行産業がメインとなっていることもあり、リゾート気分を味わえるホテルなど豪華なホテルもたくさんあります。
例えば、子連れの方であれば、プールが充実している「ギャラクシー・マカオ
」リゾートとかいいですね。
「ギャラクシー・マカオ」リゾートは、マカオ・コタイ地区にあるラグジュアリー統合型リゾートとなっており、8つのラグジュアリーホテルとカジノやブランドショップ、プールなどを擁する複合施設となっています。
ギャラクシーマカオ内のプールは巨大で、広さはなんと7万5000㎡。すべて人工ですが、長さ150mにおよぶ白い砂浜や波のプールは、ビーチリゾートにいるのと勘違いしそうな完成度。
世界一の長さを誇るという川下り、ウォータースライダー、子供向け水遊びエリアなど、あらゆる水遊び施設が充実しています。これならホテル内だけでも十分楽しめそうですね。
そのほか、ベネチアの街並みをモチーフにした「ザ ベネチアン マカオ
」やパリをモチーフにした「ザ パリジャン マカオ
」も日本人に人気のホテルとなっています。
香港とマカオ、旅行するならどっちが楽しい?

上記で、香港とマカオのそれぞれについて触れてきましたが、楽しめるポイントが違うので、どちらが楽しいかはその人によって違うというのが正直なところ。また、その時の気分によっても変わるかもしれませんね。
王道的な旅であれば、香港の方がいろんな楽しみ方ができていいかもしれませんね。観光にグルメにショッピング、アクティブに旅行したい方は香港がおすすめ。
一方、カジノだったり、世界遺産といった歴史的なスポットに興味がある人はマカオがおすすめ。マカオにはセナド広場や聖ポール天主堂跡など、東西の文化が融合した独特な街並みが残り、異国情緒を堪能できます。
あと、物価の面でも香港よりマカオの方が安い印象。ホテルも同じクオリティならマカオの方が安く泊まれるかと思います。なので、ホテルライフを楽しみたいという方はマカオの方がコスパよく満喫できます。
せっかくなので、香港に行く予定がある方は、マカオにも泊まってみて、マカオも一緒に楽しむのが一番いいかもしれませんね。それでは、Have a good trip!