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2024年11月より30日以内の観光ビザが不要になり、旅行しやすくなった中国。そこで今回は、上海では4泊し、暮らすように旅をするスタイルで、いろいろ街を見てきました。
久しぶりの中国・上海。街はどんな感じになっているのかな?物価はどう?など色々気になるところですね。ということでここでは、上海滞在で実際に行ったところや、それに掛かった費用をまとめてみたいと思います。
そのほか、上海の物価や上海ディズニーに行く際の予算なども紹介するので、よかったら上海旅行の参考にしてくださいね。
上海滞在中の大体の予算について

上海での滞在費は、1日あたり約15000円ぐらいが目安で旅行していました。内訳としては、ホテルで1泊1万円ぐらい。その他、昼、夜ごはんで合計2000円ぐらい。その他、お酒を飲んだり、滞在中に一度マッサージに行ったり、お土産を買ったり、あと交通費も入れると大体それぐらいの予算かなと思います。
これはわたしが旅行した際の予算なので、もちろん旅行スタイルによっても変わってきます。もちろん、5つ星のいいホテルに泊まれれば、滞在費は跳ね上がりますし、毎食いいレストランで食べたりすると高くなります。
それでも一般的な旅行者であれば、1日あたり15000円から20000円ぐらいで上海でのホテル代を含めた滞在費を賄うことができるのではないでしょうか。
滞在費で一番ウェイトを占めるホテルについて

上海では、はじめに5つ星ホテルに泊まり、その後、リーズナブルな4つ星ホテルに泊まってきました。上海での前半に泊まったのがこちらの「ザ ロンジモント 上海」。
こちらは上海中心部を東西に貫く延安西路沿いに建つ5つ星ホテルで、10年前にもあった地元でも有名なホテルです。

お部屋は一番スタンダードな「デラックスルーム」。一番小さいお部屋ですがそれでも42㎡あり、広々していてゆっくりくつろげました。
バスルームはもちろんバスタブ付き、シャワーブースも別についています。バスタブは広々していてバスタイムも満喫。室内は高級感がありました。さすがは5つ星ホテルですね。ちなみにこのホテルで1泊12500円ぐらい、朝食付きにすると約15000円ぐらいでした。

後半の滞在は、リーズナブルに泊まれる4つ星ホテルの「ゴールデン チューリップ上海レインボー(旧:上海虹橋賓館)」に。
こちらは、2017年にリニューアルオープンした錦江ホテルグループのホテルになります。ホテルは、日本人街の虹橋や古北エリアに近いことから、日本人の利用も多いホテルとなっています。

お部屋は21階の高層階をアサインしてくれました。1泊8000円ぐらいだったかと思いますが、思っていたよりいい感じのお部屋です。
虹橋賓館は昔からある老舗のホテルですが、お部屋は綺麗に整えられていました。客室の広さは30㎡ぐらいあったかと思います。一番安いお部屋を予約しましたが、バスタブもついていました。おそらく、無料アップグレードしてくれたのかな。ありがとう!
ホテルの3階にはランドリールームも完備されていて、何かと便利でした。ホテルは、地下鉄の駅からはちょっと離れていますが、その分リーズナブルに泊まることができました。
上海現地での通信はeSIMを事前にネットで購入

今までの海外旅行では現地でSIMを調達していたのですが、今回は事前に「Trip.com」でeSIMを購入しました。
購入したのは「中国本土 5G eSIM」で5日間294円でした。5日間で合計3GB使えたのでデータ量も十分。eSIMの料金は安かったですが、問題なく使うことができましたよ。上海現地での通信はこれで十分ですね。
上海滞在中の移動は地下鉄やバスといった公共交通機関を利用

上海での移動は主に地下鉄などの公共交通機関を利用するようにしました。

地下鉄のチケット売り場で上海交通カード(上海交通卡)をクレジットカードで購入して、地下鉄を利用します。あと、地下鉄の改札口はタッチ決済にも対応しているので、クレジットカードでも利用することができました。

地下鉄の駅から離れたところに行く場合は、路線バスを利用。バスではタッチ決済ができないので上海交通カードを利用します。料金は、地下鉄は3元(約60円)〜、路線バスで2元(約40円)〜となっており、交通費については日本より安いです。
上海旅行での食事費用について

食事については一人旅ということでシンプルな食事が多かったです。まず、はじめに入ったのが中山公園・龍之夢購物中心の地下にある「佳家湯包」。

注文したのは、こちらの鮮肉湯包。そのほかもう1品ついてくるセットを注文。値段は確か35元(700円)ぐらいだったかと思います。久しぶりの小籠包を美味しく頂きました。

続いて、ローカルの蘭州拉麺(兰州拉面)にも行きました。

注文したのはこちらの「西红柿蛋汤」と「蛋炒饭(卵炒飯)」。これで大体500円ぐらいかな。かなりのボリュームでお腹いっぱいになりました。

ちょっとちゃんとしたところで言えば、泊まっていた「ゴールデン チューリップ上海レインボー」ホテルの2階に入っていた「唐宮」で点心を頂きました。

こちらのお店では、平日の10:00から11:30の間、プロモーションで飲茶・点心が半額で食べることができました。注文したのは、シュウマイ、魚のお粥、エビ餃子。一人だとこれでお腹いっぱい。エビもプリプリしていて、流石に美味しかったです。3つ注文して62,2元(約1244円)。

上海は、中華以外にも色々レストランの選択肢があります。こちらは、現地に住んでいるスペイン人に教えてもらった富民路にあるスペイン料理レストラン「Tres Perros」。

こちらでトルティージャ(スペイン風オムレツ)のランチを頂きました。ビールも付いて68元(約1360円)。毎日中華で飽きてきたら、他の国の料理を食べてみるのもいいですね。
上海旅行のお土産費用について

上海旅行のお土産は、南京東路沿いにあったこちらの「杏花楼」で月餅を購入しました。

月餅はどの味を選ぶかによって若干値段は変わってきますが、1個大体12元(約240円)ぐらい。この月餅をいくつか買って帰りました。
実際、日本に帰って月餅を食べましたが、さすがはちゃんとしたお店の月餅だけあって美味しかったです。もうちょっと買っておけばよかったかな。
あと、上海のお土産で言えば中国茶もいいですね。中国茶を買うのであれば、中山西路にあるお茶市場「天山茶城(ティエンシャンチャーチャン)」に行けば色々お店がありますよ。
上海ディズニーに行く場合、どれくらい費用が掛かる?

上海旅行で人気のディズニーランドのチケット代は、日にちによって料金が異なります。平日から特別ピーク時など細かくチケットの種類が分かれているので、細かなチケット区分は公式サイトを確認してください。ちなみに大体の料金体系は以下のような感じです。
月〜木:475元(約9500円)
金〜日:539元(約10780円)、599元(約11980円)
子供(身長100~140cm)、シニア(60歳以上):大人料金の約半額
利用する日によってチケット代が異なるので、上海旅行の日程内で安い日に行くのがおすすめです。上海ディズニーに行く方は、上海ディズニーの費用予算として追加で約15000円ぐらい見積もっておくといいですかね。
ちなみに「Klook」を使えば、ネットから事前に上海ディズニーのチケットを購入することができます。ネットから購入しておけば、当日窓口に並んでチケットを購入する必要がなくなるので便利ですね。
上海の物価はどう?日本より高い?

約10年ぶりの中国・上海でしたが、やはり物価は上がってました。以前だともっと気軽にマッサージに行けたりしたのですが、久しぶりにマッサージに行こうとしたら1時間300元(約6000円)を超えるような値段になっていて、もはや日本のマッサージをするのと変わらないぐらいの値段になっていました。
あと、ローカルの蘭州拉麺(兰州拉面)でも、以前なら15元(約300円)あったら食べられていたのですが、今では20元(約400円)を超える料金設定になっていました。その分、追加の面は無料のサービスがついていましたが、全体的に値段はアップしていましたね。
さらに、昨今の円安で日本人にとっては以前より割高に感じる場面が多かったですね。それでも工夫して旅行すればそれなりにコストを抑えて旅行することは可能です。
上海旅行の費用を節約する4つのコツ
LCCなど安い航空会社を利用して渡航費を節約

旅行費の中で、大きなウェイトを占めるフライトチケット。今では中国・上海にも、PeachなどLCCが就航していて、以前より安く海外に行けるようになりました。
LCCでは預け荷物や座席指定、機内食が有料だったりしますが、サービスが簡素化されている分、料金も安く設定されています。安いフライトなので、フライト時間もちょっと不便な場合もありますが、都合が合えば利用価値ありですね。
あと、JALやANAと言ったフルサービスキャリアでも、タイムセールなど安いチケットが売り出されている時に購入すれば、リーズナブルに航空券を手に入れることができますよ。中国・上海に行かれる予定の方は航空会社のセール情報もチェックしてみるといいでしょう。
海外旅行保険付きのクレジットカードを利用する

海外旅行保険については、クレジットカードにだいたい付帯されているので、短期間の旅行ならこれでいいかもしれませんね。
私も以前はお金を払って海外旅行保険に入っていましたが、今では「セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」に付帯している海外旅行保険で代用しています。こちらのクレジットカードでは海外旅行傷害保険で最高1億円補償。さらには乗継遅延費用、出発遅延費用などといった補償もあり、保険の内容が他のクレジットカードより充実していておすすめです(利用付帯)。
また、海外での買い物にもクレジットカードが便利。クレジットカードがあれば、大金を持ち歩く必要もないですし、現金で買うより為替レートも良かったりするので、海外に行く際はクレジットカードを準備しておくといいでしょう。
ちなみに私はクレジットカードでプライオリティパスも作りました。プライオリティパスがあれば、世界中の空港ラウンジが無料で利用可能。海外によく行かれる方はプライオリティパスもあると便利ですよ。
Wechat Payment(微信支付)を利用する

海外旅行に行く際、現地の通貨を調達するかと思いますが、中国・上海においては、キャッシュレス社会が進んでいるので、ほとんどの場面で現金なしで旅行することができます。
そんな際に準備したいのが「Wechat Payment(微信支付)」。このアプリを持っているクレジットカードに紐付けて支払いすれば、人民元に両替することなく、食事やショッピング、交通費などの支払いをすることができます。
現金に両替するとどうしても両替手数料が発生し、現地で使えるお金が目減りしてしまいますが、Wechat Payment(微信支付)を使えば、クレジットカードの海外利用手数料だけで利用できるのでいいですね。
ローカルを楽しむ

せっかくの海外旅行なので、有名な観光地など、観光客が多いところばかり行くのではなく、ローカルなところに行ったり、利用してみたりするのもいいのでは。
例えば、ローカルのレストランであっても、中国の本場だけあって普通に美味しかったりします。日本人としては清潔度は気になるかと思いますが、衛生面的に気にならないレベルのお店ならチャレンジしてみては。ちなみにわたしも結構ローカルのお店で食事をしたりしますが、お腹を壊すことは上海ではなかったです。
あと、お土産の購入にスーパーマーケットに行ってみるのもありですね。お土産を専門に扱うお店だと観光地価格になりがちですが、スーパーマーケットなら値段はローカル基準。大きなスーパーなら品揃えも豊富だし、面白いものも見つかるかも。
こんな感じでガイドブックに載っているようなところばかり行くのではなく、時にはローカルを楽しむことによって、お金を節約できたり、また違った発見があったりして、それはそれで楽しいですよ。
さいごに

ここまで、上海旅行での観光や滞在に掛かった費用についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
中国・上海は日本から近いこともあり、探せば安いフライトチケットもあったりしますし、連休などの日程で3泊4日ぐらいでも全然楽しむことができます。
上海なら日本以上にいろんなお店やサービスがあるので、何かと面白い旅になるかと思いますよ。上海でまた違った刺激や発見を楽しむのもいいですよ。それでは、Have a good trip in Shanghai!